2014年4月4日金曜日

オモイデおしえて 001 ぶらぞうさん


「福岡県文化会館50年記念 とっとっと? きおく×キロク= 」(10月4日~11月24日)にあわせて、福岡県文化会館(現在の福岡県立美術館)とともにあるみなさんの思い出と記念写真を大募集。それらを展覧会開催に先んじて、このブログでご紹介していきます。

トップバッターは、ぶらぞうさんの思い出。つまり私ですけど...。


福岡県立美術館を最初に訪れたのは2000年の初夏。美術館巡りに来たわけでも、観光旅行のついでに寄ったわけでもなく、目的はただ一つ。学芸員採用試験を受けるための下見でした。

福岡に縁もゆかりもなく、生まれも育ちも関西ひとすじ30年、九州の地に足を踏み入れるのも中学校の修学旅行以来2回目。そんななかで「福岡の美術館がどうも学芸員を募集しているみたいだから、受験する気があるなら下見に行ってきなさい」という大学の恩師からのアドヴァイスにより、決して豊かではない懐から旅費をねん出し、訪れました。

福岡県立美術館が建つここ須崎公園にたどりついたときの印象は今も鮮やかに残っています。「マジ南国やん?!」 熱帯植物のような青々とした草木が生いしげる公園には、ヤシの木やバナナまで植わっていそうな雰囲気ムンムンで、なんだか笑ってしまったのを覚えています。

そしてその向こうにニョキッと頭を出す茶色い塔。福岡県立美術館の建物があたたかくぼくを迎え入れてくれました。

とはいえ、建物の中に入ってからの記憶はほとんどなく、展覧会を見たのか見なかったのかもよく覚えていません。

って、それじゃあ下見になっていないわけですが、採用試験を突破できたので、まあ結果オーライってことで。

2014年4月4日 ぶらぞう 43歳


こんなかんじで、福岡県文化会館/福岡県立美術館にまつわるみなさんの思い出をお教えくださればうれしいです。同時に記念写真も大募集。

興味ある方、協力くださる方は、まず福岡県立美術館ホームページをご覧ください。

http://fukuoka-kenbi.jp/blog/20140404_kenbi2550.html